金地金売買(買取、購入)の価格相場、投資的意味などの基礎知識をまとめます。
金地金を売買で保有することは資産保有になり、他の金融商品にはない投資的魅力が多くあります。ここではそれを4大魅力としてまとめます。
1.不変の価値がある..金は、企業倒産、国家危機に見舞われてもその価値を失いません。事実、「有事の金」という言葉に見られるように世界で紛争があると金の資産的価値が上がり、価格相場も上がります。これが現金、株式、債券などのペーパー資産とは大きく違うところです。
2.耐用性があり災害に強い..金は耐用性に優れており、地震の多い日本にはたのもしい資産保有の方法です。その他、火災、水害が起きても価値を保つことができます。
3.物価上昇に備えることができる..物価が上昇しインフレがすすむと、現金や株式の価値は低下しますが、金は現物のモノなので価値がむしろ上昇し、安心できます。
4.消費税増税を味方にできる..金を売買(購入、買取)するときの価格には消費税が必要です。金の価格が上がった時は、売却時に値上り分にかかる消費税も受け取ることができお得になります。将来確実といわれる消費税増税を見込んで金を購入される方もいらっしゃいます。
金地金売買時には当然その価格が問題になるのでありますが、その前に金地金が現物そのものであるが故の品質の保証という重要な問題があります。
金地金の場合、いわゆるペーパー保証書というものはありません。現物そのものに刻印という形で示されています。金地金はその性質上製造場所が限られており、ブランドそのものがその保証ということもできます。
日本の場合、東京工業取引所(経済産業省認可)が認定した三菱マテリアル、SwissBank、UBS等の国内外のブランドが99.99%の純金の証とされます。また、刻印の中には、ブランド(商標)の他に登録番号を示す製造番号、重量を示す重量表示、「FINE GOLD」と純金を示す素材表示、ロンドン金市場公認の溶解業者の保証マークである精錬分析者マーク、99.99%と純金を示す品質表示があり、その品質保証を表示しています。
金の価格は毎日変動します。24時間取引で世界の主要都市に市場があり値が動いています。日本における金価格は、海外相場とリンクして公設市場である東京工業取引所の商品先物取引で決定されます。
海外相場は米ドル建て(1トロイオンス=31.1035g当たり)価格で発表され、日本ではそれを1gあたり円建てにします。したがって海外相場の値動きや為替相場によって国内金価格は変わるので注意が必要です。
金地金売買にかかわる税金は消費税、所得税、相続税、贈与税となります。消費税は購入時、売買時ともかかります。売買時に税率が上がると得をすることになります。所得税については利益が出た場合は譲渡所得に分類され総合課税の対象になります。損が出た場合には他の譲渡所得から控除できます。
相続税は相続時の金地金の時価で判断されます。基礎控除額を超えたとき課税が発生します。贈与税については年間110万円を超えると課税価格に応じて税率が定められています。
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